262本と3本
イチローの記録騒ぎもこれで峠は越すのだろうが、日本の野球も佳境に入っている。セリーグの優勝試合もパリーグのプレーオフも盛り上がったのに、関西ではテレビもラジオも放送しないのにはがっかりした。日本の野球を盛り上げる気はないんか。
阪神時代の新庄はムラがありすぎて好きでなかったが、アメリカに行ってからの彼には魅力を感じる。チームのためのプレーが目立つようになったのは、優勝を経験したからだろうか。
イチローが262本のヒットを打っても最下位で終わったマリナーズ、ぎりぎりで3割打てなかった新庄が加わってプレーオフまで勝ち上がりいい戦いをしたファイターズ、この2つのチームを見ると野球もチームスポーツなのだなあと改めて思う。新庄がプレーオフで打った3本のヒットは、チームの中で活きた分だけイチローの262本よりも印象的だった。来年はマリナーズもいい線いってほしいなあ。(2004/10/5)
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