くすりの効き方

 9月になってからパキシルという薬を飲んでいるが、これがまたすごい薬で……
 今まではデプロメールを飲んでいたのだが、どうも効き方がもうひとつで、行きつけのお医者さんにもう少し効く薬がほしいと言うと「パキシルにしてみましょう」と言われた。処方時に渡された紙には「勝手に減らしたりやめたりしてはいけません」。当たり前と言えば当たり前なのだが、今までこんな紙をもらったことがなかっただけに少し考えた。
 1日夕食後1錠(10mg)。飲み始めてから1週間くらいすると、急激に眠くなる時が出てきた。めまいがしてすぐ横にならないともたない。体だけでなく頭の中までだるくなるようだ。やたらとのどが渇き以前の2倍くらいお茶を飲むようになった。調べてみると同じような副作用で悩んでいる人もいるらしい。
 あんまりひどいので医者に相談したら「少し減らしてもいいですよ。」2日に1錠くらいでいいですかと聞くと、「それぐらいでいいでしょう。」けっこうテキトウなのかな。
 そうして薬の量を減らし始めた頃(飲み始めてから3週間くらい)、効き方が変わってきた。極端に眠くなることが減り、睡眠時間がコントロールできるようになってきた。"何にもやる気がない"状態だったのが、少しずつ行動する気力が出てきて、音楽やら勉強やらできるようになってきた。
 今まで色々な薬にお世話になってきたが、やっとまともに?効く薬に会えたような気がする。医者によれば薬を替えるのは「テニスのラケットを替えるくらいのこと」だというが、こちらからすると卓球のラケットからテニスのラケットに替えたくらいの違いがある。薬がすべてじゃないけど、やっぱり色々試してみるもんかなあ。まだこれからどうなるかわからないが、このままうまく薬とつきあっていけたらいいのだけれど。(2004/10/11)

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