されど勉学?の日々

 病気との闘いというとまるっきり言い過ぎなのだが、ここのところ調子が悪くてなかなか文章を書く余裕が持てない。リハビリというわけでもないが、大学入試用の問題集やら参考書やらを買い込んで解いている。ここ10年ほどは中学生を主に教えていて、高校の数学や理科をずいぶん忘れてしまっている。大学での不勉強もたたってか、勉強の底の浅さを痛感させられることも多かった。今からなんとかなるのかどうかもわからないが、やってみるしかない。
 数学・化学・物理・生物と欲張って問題を解いているが、暗記物のできはすこぶる悪い。かといって数学で頭の切れ味で勝負できるかというと……20年前には遠く及ばない。集中力も続かない。救いと言えばカリキュラムがどんどん軽くなっているおかげで、昔習った範囲で知識そのものはほぼカバーできることか。勉強が好きなことも取り柄と言えば取り柄だけれど……。福岡へ往復するフェリーの中で、博多のカプセルホテルの休憩ルームで、220円で粘れる喫茶店で問題集を広げて悩む40のおっさんというのは何者か? まあ仕方ないか。悪あがきが我が人生かも。(2005/5/29)


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