クリスマスの夜に

 突き抜けるような夜空の下で
 乾いたにぎやかさが街を埋める
 寒さの分だけ暖かくしたいのに
 君の瞳はあの日冷たかったね
   願いがいくつも叶わないうち
   てめえの心は凍てついたと思っていたけど
   あの遠くの火まで もう1度歩き出せるなら
   たまにはキザな言葉かけさせてよ
   Merry Christmas……

 本当のことは何も見えない
 もどかしさ悔しさが心を走る
 寂しい分だけ やさしさが欲しいから
 生まれて初めて素直になりたいな
   想いがいくつも届かないうち
   てめえの勇気は消し飛んだと思っていたけど
   新しいときのためにもう1度歩き出せるなら
   たまにはキザな言葉贈らせてよ
   Merry Christmas……

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