元気が大事!


 英語の勉強法で悩んでいる人がいたので、愛伸ゼミナールにおられた英語の先生に助っ人をお願いしました。赤間校で高校生を教えていた方で、山本が今まで知っている中では一番英語のできる人です。現在は明光義塾で管理職をされているそうです。
 英語の勉強の仕方をたくさん教えていただいたのですが、山本がお話を聞いていて一番感心したのは、元気があるということでした。声も大きいしニコニコしているし、真剣に言うところではちゃんと真顔になる。聞いていたMさんも思わず引き込まれて、普段には見せないような?笑顔になっていました。
 教師の世界には「元気、根気、のんき」という有名な言葉があります。子どもにあげられるくらいの元気、子どもが成長できるまで辛抱強く向き合う根気、そして失敗があっても「次は何とかなるさ」と思えるのんき。教える仕事にはこの3つが大事だということです。山本には残念ながら3つともあんまりない?のですが、特に"元気"がどれだけ教師にとって大切なものか、今回この先生から教えていただいたような気がしました。
 元気があるというのは、ちょっと大げさに言えば、自分の生き方に自信があることです。どんな職場でも元気よく働いている人は、その仕事が好きで「自分はこれをやっていていいんだ!」という気持ちを持っているものです。それは同時に、まわりの人に元気をあげられることでもあります。そういう人がたくさんいる職場はたいていうまくいっているものです(誰かに言われてやるカラ元気はだめです。そういうのはよく見ていればわかります)。
 その先生は今まで色々なところで英語を教えられていますが、どんな場所でも自分の仕事に誇りを持ってやってこられたのだと思います。高校では理系で3浪して九大に入ったとのことで、Mさんも山本もびっくりしてお話を聞いていたのですが、どんな経験でも前向きにとらえれば財産になるということを体全体で表現されているようで、すごいなあと思いました。
 みんなが勉強する時にも本当は「元気」が大事なのです。暗〜〜い顔でイヤイヤ問題を解いていてもなかなか頭に入りません。どうせ同じことをするのなら、自分が賢くなることでトクをすることをできるだけ前向きにとらえて「次はどんなふうに賢くなれるのか?」とワクワクしながらやれるのが一番いいのです。そんなの気持ち悪い……と思うかもしれないけど、何でも本当にできる人(イチローとか)はたいていそういう感覚を持っているのです。やらされるのではなくて、自分を楽しませるために色々なことができるようになったらいいですね。山本ももっと元気を……ね。
 ※この先生のお話はお勧めです。聞いてみたい人は山本に言ってください。(2009/7/1)


英語の学習法

T 英語の教科書を使う場合(長文読解、単語、熟語、発音、アクセントの勉強)
 @意味を理解しながら黙読する。
 ACDを聞く。意味を理解しながら「音」として頭に入れる。発音や強勢にも注意。
 B声に出して読む。「日本語に訳さずに理解する」ことをめざす。
 ※言葉は目で見ることと耳から入れることが同じくらい重要なので、CDはぜひ聞くべき。

U 文法の勉強
 @説明の詳しい参考書と、併用できる問題集を選ぶ。(『フォレスト』がいいとのことです)
 A参考書の説明を読んである程度納得したら問題集を解く。
 B文法の問題にはそれぞれテーマがあるので、問題を見て「これは助動詞についての問題だ!」というように見抜けるようにするとよい。
 C理屈で解ける問題と暗記で解く問題があるので、まずは理屈を理解する方がよい。


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