話の聞き方について
子どもに対してお説教をしたがる大人は、少なからずいます。
そこでみんなは、色々なところで話を聞かせられることになります。
学校や塾の授業、朝礼や終礼、その他……
話が面白かったり大切なことであればちゃんと聞けますが、自分の調子が悪かったり退屈したりすることもあるかもしれません。
だからといって、寝てしまったり友だちとしゃべったりするのはダメですね。
くたびれてしまったときはどうしたらいいのでしょうか?
山本は学生の頃、学校の授業がつまらないときはよく落書きをしていました。
高校になると居眠りすることもありました。
でも話を全然聞いていないと、肝心なところが結局わからなくなって困ったりします。
大人になっても会議などで居眠りして怒られてしまうこともありました。
だからあんまりみんなのことも言えないのですが、他の人の迷惑になるようなことはやはりしてはいけないし、自分のためにも何とかして欲しい。
山本は、ダレてきたときは「批判的に聞く」ということをやっています。
「○○が××です」
(えー、○○は△△じゃないのかな)
「□□だからこうして下さい」
(もう少し☆☆した方がいいんじゃないかな)
「◇◇はこうなっているそうです」
(なんかその話って前テレビで見た)
何の話にしても、中味をそのまま信じてしまうのはあんまり賢いやり方ではありません。
「素直に聞く」ことと「聞いたことを信じる」ことは違いますね。
どんなことに対しても自分の意見を持てる人が、本当の意味でカシコイ人だと思います。
自分なりに上手な話の聞き方というものを考えてみて下さい。
(でもそれをしつこく口に出し過ぎると"文句言い"と言われますが)
山本の授業については、自分の意見や質問を出してもらった方がいいです。
授業中にうまく意見を言うのは結構技術がいりますが、それができる人はやっぱり伸びると思いますよ。(1996/4/22)
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