アルバイトの思い出

 大学の1年目は割合ヒマがありお金がなかったので、色々なバイトをしました。

 ※物運び−−−展示会などの荷物を会場に運び組み立てたり片づけたりする。ひたすら力仕事なので最初は「自分にできるか?」としり込みしていたが、やってみると体を動かすのもなかなか気持ちがいい
 ……と思っていたのは始めのうちだけで、そのうち筋肉痛との戦いになりました。でも終わって日当(給料)をもらって帰ると何ともいえない充実感もありました。なーんにも考えずにできるしごともたまにならヨイかもしれない。疲れない荷物の運び方とか、箱のくくり方なども習いました(もう忘れてしまったが)。

 ※皿洗い−−−T殿という結婚式場で皿洗いと食器運びをしました。披露宴の合間に急いで皿を運んで次の料理までに洗わなければならない。運んでくるお皿には、ほとんど手をつけていない刺身やトンカツもあるのに、全部片っ端から捨ててしまう。(もったいないよー)
 一日中皿洗いをすると、手袋をしていても腕が全体にふやけてシワだらけになり、そのうちはれ上がってヒリヒリしてきました。普段せっけんしか使っていないので、合成洗剤を使うとてきめんに肌荒れしてしまうのです。(合成洗剤の話はまたいつか)
 日曜日ごとに何回か行きましたが、いっしょに働いていたおばさんたちがとても優しかったのを覚えています。

 ※交通量調査−−−一日中バスに乗ってお客さんに調査票を渡し、どこからどこまで何人乗ったかを調べる。朝が弱いので始バスに間に合わせるのは大変だった。
 京都から大津までバスで行って、そこから調査開始。同じ路線のバスで何往復もするのは結構変な感じだった。始めはただ乗っているだけなので楽だと思っていたが、立ちっぱなしなのでだんだん足がガクガクしてきた。そのうち朝早かったのがひびき眠くなってきた。夕方までに何度も居眠りしかけたが、そのたびにお客さんに「大変だねえ」と言って起こしてもらった。体力がないとできない仕事ですね。

 ※お弁当作り−−−夕方から朝まで徹夜で、コンビニで売っているお弁当を作る。
 建物に入ると白衣・帽子・マスク・手袋を身につけてから消毒液のシャワーを浴びてから作業場へ。工場のような作業場で、料理ずみの1つ1つの材料を詰めていく。食べ物をさわっている気があまりしなかった。
 タルの中にピンク色の絵の具のような着色料が入っていて、その中から桜漬け(ダイコンの小さく切った物の漬物)を取り出して詰める。元々漬物は好きではなかったのだけど、これを見てから桜漬けだけは全然食べられなくなりました。
 夜明け前に仕事が終わり、ボーッと、朝焼けを見ながら自転車をこいでゆっくり下宿に帰りました。

……仕事にはしんどいことも色々あるけど、働くことの中には楽しいこともあります。みんながいつか社会に出て働くとき、少しでも「この仕事をしていてよかった」と思えたらいいですね。(1996/11/5)


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