自分を見つめること〜受験勉強の意味〜


 夏期講習は大変ですね。予習、復習、テストの点数のプレッシャーなど。
 今回の理科は3クラス同じメニューでやっているので、A2クラスの人は特に大変だったと思います。でも、休み時間のみんなの元気な顔を見るとホッとします。山本もみんなから元気をもらっています。ありがとう。なんとか理科の授業を最後までこなしてくれてよかったです。

 ほとんどの人にとって、高校入試は「人生の最初の大きな選択・勝負」だと思います。"みんなが行くから"とか"親や先生が行けと言うから"とかいう理由でも高校に行くことはできます。しかしそれだけでは、受験勉強を続けていくのはしんどいし、面白くもありません。
 どうせ勉強をするなら、多少なりとも楽しみを見つけてほしいです。
 勉強は本当は自分が賢くなっていくのを楽しむものだと思いますが、中3のこの時期になると、面白さを追求する勉強はなかなできなくなってきます(これはこちらの力不足もあるのですが……)

 みんなにはとにかく「目的意識」を持ってみてほしいです。
 高校に行って何をしたいのか。何をするために高校に行くのか。
 自分の行きたいと思っている高校のことをどのくらい知っているか。
 自分はどんなオトナになりたいのか。得意技にしたいことは何か。
(自分の一番好きなことをとことん磨いて仕事にして行けたら幸せだと思いますよ)
 そんなことを、たまには真面目に考えてみるのもいいでしょう。

 偏差値の高い学校に入ることや、テストの成績がいいことが、人生の成功を約束するわけではありません。だから「何も考えずにただ成績を上げよう」という考えには賛成しません。
 でも、自分で目標を決めて、自分の力を思い切り試して、そこで自分の運命を切り開いてみる……というふうに考えられれば、高校入試も悪いことばかりではないと思います。そして山本は、そういうみんなと一緒にいたいし、力になりたいと思います。だから中3を教えていると元気になれるんですよ。
 たまには進路相談や人生相談にものります(今年は恋愛相談にものっていますか……)必要なことがあれば、遠慮なく声をかけてください。これからもよろしく。(1999/7/26)


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